[終了] [移動本屋] 7/17(土)横浜長者町での移動本屋の模様が凄く良かったです。ミネオくんの力が凄く発揮して良い感じでした。是非GRASSROOTSでもおねがいしたいです。
ミネオ君の日記より
■終了しました「2010年7月17日の移動本屋、【CAMP】@横浜関内長者町・Bar MOVE 」
初めてのブックジョッキー。
もともとは、前回のこのイベント【CAMP】が終わってから、
次回の予定をシンゴから聞いていた時に、
僕から「ブックジョッキーやらせてくれない?」
と頼んだのが始まりでした。
【CAMP】では音楽を提供するDJ=Disc Jockey、
屋上にて食事を提供するFJ=Food Jockeyというのがすでにいましたので、
自分に出来ることは何かと考え、お願いしました。
僕は、DJは音楽を提供する者だと考えています。
提供。
serve。
だから、僕は本を選んで、
言葉や物語を、絵や写真を、大げさに言えば知識を、
その場に居合わせた人に提供/共有することが出来たなら、
と思い始めました。
■選定(セレクト)
この日は「CAMP」ということで、
「キャンプ」の語から自分なりに連想するものや、
主催者であるシンゴが書いていたような「CAMP」の意味、この序文
を自分なりに考え、咀嚼し、
40冊近い本を選び、カートをひきずり汗をかきながら長者町に向かいました。
ムーブへと行く道すがら、予想以上の重さに、「もしかして一冊も売れなかった時はこれを丸々持って帰ってくるのか……」とかなり不安になりました(笑)
■準備
【CAMP】では前述のとおりBar MOVEの入っているビルの屋上も使用しています。
到着したらまず、シンゴらとともにテントを張りました(笑)。屋上に。
それから、シンゴから風船を膨らますことと、膨らませた風船のデコレーションを頼まれました(笑)。
本屋の設置の前に、会場全体の設置を手伝います。
パーティ/イベントにとって、これがとても大事なことは、僕も経験上よくわかっているつもりです。
皆で協力しながら。
ですので、空気入れをしゅぽしゅぽいわせ目一杯風船を膨らませました。
風船を膨らませて設置することは、Bodegaで行われていた【marginal dub】時代からお手のものです。
風船4つを1つに束ね、階段に沿うように吊るし、ひとまず準備は完了です。
さて。
移動本屋の設置をします。
屋上の一番奥に、大きなテーブルで陣取らせてもらいました。
隣には、肉やとうもろこしを焼くことになる炭火の網があります。
テーブルには売る用の本を並べ、その隣には無料でお持ち帰り可能なフリーペーパー類を入れたボックスを設置してあります。
■この日お買い上げいただいた本たち
野尻 抱影『星まんだら』文庫
宮内 勝典『宇宙的ナンセンスの時代』文庫
星野 道夫『イニュニック』文庫
河合 隼雄『ナバホへの旅』文庫
佐藤 初女『おむすびの祈り』文庫
椎名 誠『パタゴニア』文庫
宮岡 伯人『エスキモー 極北の文化誌』新書
G.S.S『SAVE THE FILM』冊子
ケネス・ブラウアー『宇宙船とカヌー』文庫
西村 佳哲『自分の仕事をつくる』単行本
辻 信一『ハチドリのしずく』単行本
藤原 新也『東京漂流』単行本
ヤマタカEYE+浅野忠信『トーリ』作品集
上野 俊哉『ディアスポラの思考』単行本
沢村 貞子『私の台所』単行本
鎌田 慧『反骨のジャーナリスト』新書
ザ・ブルーハーツ『ドブネズミの詩』文庫
ガブリエル・アンチオープ『ニグロ、ダンス、抵抗』単行本
マリア・D・C・アリエット『チェ・ゲバラの政治思想』単行本
後藤 繁雄/大森 克己『イン ハバナ』単行本
『Spectator』2006 SPRING「MEXICO特集」雑誌
散歩の達人ムック『けんこうごはん』雑誌
『relax』FEBRUARY 2004「特集 サンフランシスコ/ビート禅」雑誌
『monsoon vol.3』雑誌
■独り言/この日のカンバセーション
久しぶりに会う人、懐かしい友人、はじめましての人、いつも遊んでいる友人、
どの人も興味深く本を見て、触れて、ページをめくって、
そのことについて話したりしてくれて、とても嬉しかったです。
皆が本を求めていることや、
本が間にあれば知らない者同士でも会話出来ることを発見出来ただけでも大収穫でした。
そして、思ってた以上に売れました。
帰りはタカラダくんが車で送ってくれたのですが、カートの軽さに驚きました。
楽しかった。
それから分かったことは、
ペンは剣よりも強いんですが、本はレコードよりも重かった、です
thanx to:
shingo, horiken, chun,
okaichi, jarrin, haruka,
shige-chan, hisashi, catboy,
akira, mizu-kun, JET,
takarada-kun, samata-san, ohmori-kun, don-chan,
kokubu-san
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本当に最高でした。