12/9(日)横浜グラスルーツでNOVOL×Ovallライブが実現

横浜グラスルーツでNOVOL×Ovallライブが実現

12月9日(日)横浜グラスルーツ(神奈川区鶴屋町2-13-3 B1F)にてペインター「NOVOL」とバンド「Ovall」のスペシャル・セッション・イベントが開催されます。

【CONCORD special session】と題されたこのイベント。【CONCORD session】とは横浜グラスルーツにて開催されているNOVOL主催のイベント。一芸に秀でたミュージシャン/DJを招き、NOVOLの「絵」とゲストの奏でる「音」によるセッションを「生(ライブ)で」楽しむ催しとして2012年1月から毎月行われてきました。

毎回のゲストにはNOVOLならではの繋がりから濃い演奏者が登場してきました。その多彩ぶりを改めて振り返ってみます。

◆CONCORD sessionゲスト出演者
第1回(1月):丈青[SOIL &“PIMP”SESSIONS]
第2回(2月):AFRA
第3回(3月):鎮座ドープネス
第4回(4月):DJ MOTIVE
第5回(5月):タブゾンビ[SOIL &“PIMP”SESSIONS]
第6回(6月):DJ DUCT
第7回(7月):matzz[quasimode]
第8回(8月):EZRA BROWN
第9回(9月):椎名純平
第10回(10月):DABO
第11回(11月):長崎真吾

改めて、凄いメンバーですね。想像してみて下さい。あるレストランのなかに1枚の大きな白い壁があります。大きさは180cm×180cmほど。目の前には1人の絵描きと1人の演奏者がいます。キャンバスは真っ白で、音はありません。予定されていることはなにもありません。凡そ決まっているのは時間だけ。40分のセットを2回。演奏者が音を鳴らし、絵描きが絵を描いていきます。休憩も含めて2時間ほどの時間が過ぎると、そこには1枚の絵が完成しています。それがグラスルーツでの【CONCORD session】。まさにライブなペインティング・セッションです。

目の前にて即興で創り上げられる絵や音を、来場者はご飯を食べ、お酒を飲みながら楽しみます。平日(水曜)の夜にも関わらず、【CONCORD】では毎回満席になるほどのお客さんがその夜を体験してきました。個人的には、「ライブ・ペインティング・セッション」という新しい形態のこのイベントがこの1年の間に随分と浸透してきたように感じています。

そんな【CONCORD session】の1年の締めに、スペシャルなイベントが開催されます。これまでのセッション相手は基本的に「1人」でしたが、今回は「バンド」が登場します。レーベル『origami PRODUCTIONS』に属し、それぞれソロでも活躍するShingo Suzuki、mabanua、関口シンゴという3人のプレイヤーを中心としたバンド「Ovall」。2012年はGAGLEとのセッションアルバム『GAGLE×Ovall』を7月に発表、10月にはミニアルバム『In TRANSIT』をフリーダウンロードでリリースするなどますますの注目を集めてきた彼ら。プレイヤーとしての高いスキルが存分に発揮されるのが彼らの「ライブ」。果たしてどんな「セッション」になるか、想像してみただけでわくわくしてきます。

また、【CONCORD session】にはもう1つ楽しみ方があります。毎回、NOVOLがこのイベントのためだけにデザインを書き下ろし、そのデザインをシルクスクリーンにて無地のTシャツやトートバッグに手刷り印刷してもらうことが出来ます。当日限定のスペシャルとして、この印刷を受けに遊びに来るお客さんも多く見られるようになりました。手刷りサービスを受けたい方は当日Tシャツやシャツ、トートバッグなど無地のものを持参すると無料で受けることが出来ます(申込多数時には先着順)。

まさに“スペシャルな”催し、NOVOLとOvallのセッションが味わえる【CONCORD special session】は12月9日(日)横浜グラスルーツにて14時から開催。

(文:峰尾亮平)

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